テレビの仕事

2009年2月 5日 (木)

イタリアでしてはいけないこと(芸能界編)

お国が変われば、文化や風習が違って、色々と驚かされますよね。

例えばイタリアでは、真珠をプレゼントしてはいけないんですってsign01

涙を誘うものと思われているようです。

芸能界では、番組の司会者やゲストが、

紫の衣装を付けてはいけない

という決まりみたいなものが長い間ありました。

日本では紫って高貴な色というイメージですが、

イタリアでは不吉な色。死を表す色でお葬式にも使います。

何年か前までは、街でもあまり見かけない色でした。(bookフィレンツェ以外)

でもPRADAがコレクションで使うと・・・

あらゆるところで、が売られ、流行ってしまうんですよねこれがsign03

テレビに出演する際は、衣装の持ち込みも可能ですが、

ふつうは番組の衣装部屋というのがあって、

そこでまずメイン司会者が衣装を決めます。

そのあとゲストやレギュラー人が

司会者の衣装と色がダブらないように選んでいくのです。

海外からVIPゲストが来た場合は別ですが、

こちらでは司会者というのはとても大きな存在です。(人気の高い司会者は年俸制です)

驚いたことに最近は、その衣装部屋にも紫の服が置いてあります。

それを身につける人は相変わらず少ないですが、

メイン司会者が着たいと言えば、誰も逆らえないのです。

でも未だに頑なにこだわっている人はいます。

この間、某大統領夫人になったVIPゲストは、

出演者だけではなく、スタジオの観客にもを着ることを禁じさせ、

出演を承諾したそうです。

イタリアではを見て不快に思う人がまだまだ沢山いますから、

イタリアのテレビでそれを見たら、

なかなか出来ない経験をさせてもらったということなのでしょうか?

えっ?私はどうしているかって?

私が番組で衣装を借りたのは一度だけです。

何故かというと、衣装の殆どが胸半分、はだけるような洋服やドレスで、

どれもこれも中に大きなパットが付け加えてあるんです。

それも衣装さんが、どこかに付いていた肩パットを外して

ここに縫いつけたでしょうeyeみたいな・・・。

胸が大きく盛り上がるようにしてあるんですね。

それを最初に見た私はcoldsweats01 必ず何着か持って出かけていくと決めました!

郷に入っては郷に従えということは大切なことですが、

外国人であることによって許される場合と許されない場合があります。

それをうまく使い分ける事が出来たら、海外生活もかなり過ごしやすくなりますよ。

bookフィレンツェのサッカーチーム、フィオレンティーナのユニフォームがで、愛称もVIOLA(ヴィオラ=紫)です。フィレンツェ人にとっては、は不吉な色どころか街の大切な色です。

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